福永騎手が跨って天皇賞(秋)の1週前追い切りを行ったエピファネイア(撮影:井内利彰)
先週と同じく、Bコースをゆっくりと歩かせた後、角馬場へ移動し、そこで福永祐一騎手が跨ったエピファネイア(栗東・角居勝彦厩舎)。今朝はハロー掛けが終了する時間が遅くなり、馬場入りする頃にも他の追い切りがビュンビュンと走っていたが、我関せずといった落ち着きを見せていた。
単走で、前半をゆっくり走って、4コーナーから加速する内容。前半はかなり遅いラップとなったが、折り合いを欠く様子はなし。直線でのスピード乗りはたまっていた脚を使った感じで、緩急の利いた走り。時計は6F86.2〜5F68.8〜4F52.8〜3F38.3〜1F12.2秒と平凡だが、数字以上に中身の濃い1週前追い切りとなったのではないだろうか。(取材・写真:井内利彰)