18日、函館競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1000m)は、藤田伸二騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円)チアズガディス(牝2、栗東・山内研二厩舎)が好スタートから先頭を奪うと、2着の7番人気サルトリーガールに3馬身差を付けて圧勝した。勝ちタイムは57秒8(良)。さらにハナ差の3着には5番人気ディアレクティークが入った。なお、新種牡馬ステイゴールド産駒のオルレアンシチーは最下位10着に敗れた。
勝ったチアズガディスは、父フレンチデピュティ、母が00年の桜花賞(GI)馬チアズグレイス(母の父サンデーサイレンス)という血統で、叔父にチアズシュタルク(父サンデーサイレンス、共同通信杯-GIII)がいる。本馬と同じく山内研二厩舎所属だった母チアズグレイスも、函館開幕週の新馬戦(芝1000m)を快勝。その後、桜花賞を制し、続くオークス(GI)も2着に好走した。通算11戦3勝の成績で引退、繁殖入りしている。