ロイヤルクレストなど、武蔵野S厩舎情報/美浦トレセンニュース

2014年11月13日 12:00

スタートを決めて楽にハナに行きたいロイヤルクレスト(撮影:佐々木祥恵)

 11月15日(土)に東京競馬場で行われる武蔵野S(GIII・ダ1600m)に出走予定の美浦所属各馬について、関係者のコメント。

ロイヤルクレスト(牡6・美浦・鈴木伸尋厩舎)について、鈴木伸尋調教師。
「前走(マリーンS・OP・ダ1700m・1着)後は、エルムS(GIII)を使わずに放牧に出しました。美浦には10月半ばに帰厩して、ここまで順調に調整しています。今週(11/12)は、ウッドチップコースで単走でしたが、終いは一杯に追いました。重め感はないですし、仕上がっています。前走は逃げ馬のエーシンモアオバーがいましたから、途中からマクる形になりましたが、東京ではそれは通用しないでしょうから、うまくスタートを切って楽にハナに行ける展開が理想ですね。もしハナに行けなくても、喧嘩をせずにうまく途中から先頭に立つ競馬ができればと思います。

 良いスピードがありますし、一生懸命真面目に走ってくれる馬です。ただそれが空回りすることもあり、そのあたりが難しいところでもあります。当日イレ込んでテンションが上がり過ぎなければ良いですね。右にモタれる面があるので左回りの方が良いですが、右側だけチークピースを着けて、掛かる馬に効果的なトライアビットというハミに替えてから、ジョッキーも安心して乗れるようになりました。本場での競馬なら直線が長い東京の1600mが1番合っていますので、うまくハナを切れて自分の競馬ができればおもしろいと思います」

フィールザスマート(牡3・美浦・新開幸一厩舎)について、新開幸一調教師。
「併せた相手が動く馬ですし、この馬自体もズブくなっているので、追い切りで半馬身遅れたのは気にしていません。前走(ウオッカC・1600万下・ダ1600m・1着)時の追い切りよりも、動きや息遣いも良いですね。中1週になりますが、レース後の回復も早かったですし、状態も問題ありません。元々、1度使って変わる馬ですから、上積みもあります。

 後ろから競馬をするイメージがあるかもしれませんが、ジャパンダートダービー(GI・ダ2000m・3着)でも前に出していって競馬ができていますし、流れに合わせた位置取りでレースを運べると思います。東京コースは3連勝中と相性も良いですから、楽しみです」(取材・写真:佐々木祥恵)

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