コロネーションS、メイズコーズウェイ激戦を制す

2005年06月18日 13:54

 現地時間17日、英・ヨーク競馬場で行われたコロネーションS(3歳牝、英G1・芝8f)は、M.ヒルズ騎手騎乗の2番人気メイズコーズウェイ Maids Causeway(牝3、英・B.ヒルズ厩舎))が、3番人気カレンズケイパー Karen's Caperとの叩き合いを短頭差制して優勝した。勝ちタイムは、1分36秒59(良)。さらに3.1/2馬身差の3着には8番人気モナリザ Mona Lisa が入り、1番人気ダムソン Damsonは7着に敗れた。

 勝ったメイズコーズウェイは、父Giant's Causeway、母Vallee Des Reves(その父Kingmambo)という血統の愛国産馬。近親には、03年パリ大賞典、ジャンプラ賞(共に仏G1)勝ち馬のヴェスポーヌ Vespone(父Llandaff)や03年香港ヴァーズ(香G1)勝ち馬のヴァレーアンシャンテ Vallee Enchantee(父パントレセレブル)がいる。同馬は、04年6月に英・ニューバリー競馬場のメイドン(6f)でデビューし2着。4戦目のスイートソレラS(英G3)で重賞初制覇すると、フィリーズマイル(英G1)2着後、ロックフェルS(英G2)を逃げ切りで重賞2勝目。今年は1番人気で迎えた英1000ギニー(英G1)2着、前走の愛1000ギニー(愛G1)は5着に敗れていた。通算成績10戦4勝。

 なお、現3歳世代が初年度産駒となるGiant's Causewayは、仏ダービー(仏G1)などG1・3勝のシャマーダル Shamardal(牡3、英・S.ビン・スルール厩舎)、英2000ギニー(英G1)勝ち馬フットステップスインザサンド Footstepsinthesand(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)に続き、3頭目のG1馬を輩出した。

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