現地時間18日、英・ヨーク競馬場で行われたグローバル・スプリント・チャレンジの第4戦ゴールデンジュビリーS(英G1・芝6f)は、M.キネーン騎手騎乗のケープオブグッドホープ Cape of Good Hope(セン7、香・D.オートン厩舎)が優勝。勝ちタイムは1分08秒58(良)。鞍上のM.キネーン騎手は、ソムナス Somnusに騎乗予定だったが、同馬が回避したため、P.ロビンソン騎手から乗り替わっていた。
アタマ差の2着はガレオータ Galeota、さらに1.1/2馬身差の3着にはバルモント Balmontが入った。日本から参戦したキーンランドスワン(牡6、栗東・森秀行厩舎)は10着に敗れた。
勝ったケープオブグッドホープは、父Inchinor、母Cape Merino(その父Clantime)という血統。昨年のスプリンターズS(GI)でカルストンライトオの3着に入り、香港スプリント(香G1)ではサイレントウィットネス Silent Witnessの2着に好走。今年は、同シリーズの第1戦となるライトニングS(豪G1・芝1000m)に出走して3着に入り、2戦目のオーストラリアS(豪G1・芝1200m)を制している。4日前の第3戦キングススタンドS(英G2・芝5f)は4着に敗れていた。通算36戦7勝。今回の勝利で、合計ポイントを54点とし、日本での2戦を残し同シリーズの優勝を決めた。
グローバル・スプリント・チャレンジ第5戦は、9月11日に阪神競馬場で行われるセントウルS(GIII・芝1200m)で、最終6戦目が10月2日に中山競馬場で行われるスプリンターズS(GI・芝1200m)となる。