(13)トーセンラー=栗東CWから坂路へ。ウッドチップの感触を確かめるように4F64秒9-1F15秒8をマークし、連覇へ向けてのカウントダウンに入った。「いつも通りです。昨年と比べても変化はありませんよ。年齢は感じさせませんし、いい状態で挑めます」と普段の調整を消化して片桐助手は万全の仕上がりを強調した。陣営が“集大成”と位置付ける一戦。得意舞台で末脚がうなりを上げる。

　(14)グランプリボス=栗東坂路で4F62秒9。体をほぐして、決戦に備えた。「出来に関しては心配していない。この枠も競馬はしやすいんじゃないかな。あとは自分の形に持ち込めるか」と渋田助手は前向きに話した。

　(15)ミッキーアイル=決戦前日の土曜朝、栗東Eで調整。「1回使って良くなっているはず。あとは当日に落ち着いてほしいね」と音無師。

　(16)タガノグランパ=開場直後の栗東坂路でラスト1F14秒4。素軽い脚取りを見せた。松田博師は「分かりづらい馬だが変わりはない。短いところでは折り合いが楽。菱田がどう乗ってくるか」と若手のホープに期待した。

　(17)サンレイレーザー=栗東の角馬場とCWで調整。「今回は追い切りで一杯にやれたから」と矢野助手は胸を張る。毎日王冠は果敢にハナを奪って2着。「トップスピードに入ると持続する」と今回も前々の競馬を示唆した。