「2歳新馬」(阪神5R・芝1600m)
良血馬がそろったマイル戦で切れ味を発揮。ネオユニヴァース産駒の
ノーブルリーズン(牝、栗東・佐々木)が力強く差し切った。タイムは1分37秒1。道中は中団を運んで直線で外へ。8番人気と評価は高くなかったが、1頭だけ違う脚色で急坂を駆け上がった。異父兄に11年デイリー杯2歳S2着の
ダローネガがいる。3馬身差の2着は好発からハナを奪った05年京王杯2歳Sを勝った
デンシャミチの半弟
ノミネーション(6番人気)で、さらに半馬身差の3着が1番人気
パラダイスリッジ。13年弥生賞の勝ち馬
カミノタサハラや11年レパードSを制した
ボレアスなど兄5頭がいずれも活躍している血筋だが、直線は馬群を縫いながら伸びる形。何度も進路が詰まったことがこたえた。
浜中は「手先が軽いので芝はいいと思っていたが、想像以上に切れましたね。外に逃げたり、幼いところはあるが、いい脚でした」と素質の高さを絶賛した。