仕切り直しとなるナヴィオンに橋口師「きれいな馬場で巻き返します」/シンザン記念

2015年01月06日 12:00

巻き返しに燃えるナヴィオン

 反撃を期した朝日杯FS。中団から勝機をうかがったナヴィオンだったが、自慢の末脚が不発に終わり、11着に敗れた。レース後の検量室。やや呆れ顔の福永が、淡々とした口調で話した。「かわいそうなぐらいノメっていた」。当日の天気は回復傾向にあったが、レース時の馬場コンディションは稍重。パートナーの力を信じて勝利を目指したが、切れ味という最大の武器を奪われてはお手上げだった。

 この中間は厩舎で調整し、1週前追い切りは、5日に栗東坂路で4F57秒1-13秒7(馬なり)をマーク。活気あふれるフットワークで坂を駆け上がった。「いつもと変わりはありません。カイバもよく食べていますからね」と橋口師。巻き返しに燃える指揮官は、天に届くほどの力強い口調できっぱりと宣言した。「きれいな馬場で巻き返します!」。仕切り直しの1戦。今度こそVをつかんでみせる。

 朝日杯FSは17着に終わったメイショウマサカゼ。一気の距離延長、GIと条件が厳しかったが、本田師は「前走は馬場入りからごねていたし、イレ込んで力を出せなかった。普段はおとなしいが、スイッチが入ると一変してしまう」と敗因は気性面であることを説明。巻き返しに向けた1週前追い切りは、3日に栗東Eで6F84秒9-12秒1(馬なり)をマーク。出来落ちはなく、好調をキープしている。「今度はメンコの装着や二人引きにするなど工夫する。脚はあるので落ち着いて臨めれば」と指揮官は反撃を誓っていた。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。