17日の新潟6R・2歳新馬(芝1400m)で、GI・5勝馬メジロドーベル(その父メジロライアン)の仔メジロアレグレット(牝2、美浦・大久保洋吉厩舎)がデビューする。鞍上は母の主戦を務めた吉田豊騎手が騎乗する。
メジロドーベルは96年阪神3歳牝馬S、97年オークス、秋華賞、98・99年エリザベス女王杯と4年連続でGIを制覇し、牝馬では最多のGI・5勝をマーク。引退後に繁殖入りしたが、初仔メジロヒラリー(牝、父エルコンドルパサー)は脚部不安、第2仔メジロドーベルの2002(牝、父サンデーサイレンス)は片目を失明とデビューできず、第3仔のメジロアレグレットが初めてのデビューとなる。
同馬は父が新種牡馬アグネスタキオン(その父サンデーサイレンス)。現在、同産駒はJRAでタキオンバッハ(牡2、美浦・伊藤圭三)、地方ではトーコーペルセウス(牡2、兵庫・吉行龍穂厩舎)、ハローアゲイン(牝2、北海道・成田春男厩舎)の2頭が勝ち上がっている。