14日、名古屋競馬場で第17回新春ペガサスC(3歳・ダ1600m・1着賞金150万円)が行われ、序盤は中団後方で進め、向正面で動いて3番手まで上がった岡部誠騎手騎乗の3番人気ブラックスキャット(牝3、愛知・原口次夫厩舎)が、直線で前を捕らえて先頭に立ち、さらに後方から差を詰めてきた5番人気ファストボーイ(牡3、愛知・錦見勇夫厩舎)との際どい争いを制し優勝した。勝ちタイムは1分44秒2(稍重)。
ハナ差の2着となったファストボーイから2馬身差の3着には、1番人気ハナノパレード(牝3、愛知・迫田清美厩舎)が入った。なお、2番人気ティープリーズ(牝3、笠松・笹野博司厩舎)は7着に終わった。
勝ったブラックスキャットは、父トーホウエンペラー、母トーホウスキャット、その父アグネスタキオンという血統。昨年8月のデビューから8戦目での重賞初制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ブラックスキャット(牝3)
騎手:岡部誠
厩舎:愛知・原口次夫
父:トーホウエンペラー
母:トーホウスキャット
母父:アグネスタキオン
馬主:藤居正樹
生産者:竹島幸治
通算成績:8戦5勝(重賞1勝)