圧倒的支持に応え連覇をはたしたホッコータルマエ(写真は2015年川崎記念優勝時、撮影:高橋正和)
28日、川崎競馬場で第64回川崎記念(GI・4歳上・ダ2100m・1着賞金6000万円)が行われ、先団の後ろでレースを進め、3〜4コーナーで2番手まで上がった幸英明騎手騎乗の1番人気ホッコータルマエ(牡6、栗東・西浦勝一厩舎)が、直線で抜け出し、中団追走から追い上げた3番人気カゼノコ(牡4、栗東・野中賢二厩舎)を3/4馬身振り切って優勝した。勝ちタイムは2分16秒9(重)。
さらに1.1/2馬身差の3着に6番人気サミットストーン(牡7、船橋・矢野義幸厩舎)が入った。なお、2番人気ハッピースプリント(牡4、大井・森下淳平厩舎)はサミットストーンから4馬身差の4着に終わった。
勝ったホッコータルマエは、父キングカメハメハ、母マダムチェロキー、その父Cherokee Runという血統。これで昨年のチャンピオンズC、東京大賞典に続くGI・3連勝と川崎記念連覇を達成。春のドバイ遠征へ向けてさらなる弾みをつけた。
【勝ち馬プロフィール】
◆ホッコータルマエ(牡6)
騎手:幸英明
厩舎:栗東・西浦勝一
父:キングカメハメハ
母:マダムチェロキー
母父:Cherokee Run
馬主:矢部道晃
生産者:市川ファーム
通算成績:28戦15勝(重賞12勝)
主な勝ち鞍:2014年チャンピオンズC(GI)
【幸英明騎手のコメント】
今日はハナに行こうと思えば行くこともできましたが、あまり無理せず、馬の強さを信じて乗りました。最初のコーナーでゴチャついた時にちょっと馬が怒りましたが、そのあとはいいリズムで走ってくれたと思います。直線に入ってもすごく手応えが良かったので、後ろからはやられないかなと思いました。(今年の海外遠征は)去年以上に楽しみにしています。