朝日杯FS8着後も栗東に在厩したまま調整を続けているアッシュゴールド(栗東・池江泰寿厩舎)。今朝29日はきさらぎ賞(2月8日・京都芝1800m)に向けた1週前追い切りを坂路で行った。

　ダノンカモンが先行する流れを3馬身ほど追走する形でスタート。徐々にラップを速めてくると思われたが、さほどスピードは上がらず、前との差は思ったほど詰まらない。ラスト1F標識付近では、ダノンカモンの騎乗者が後ろを振り返って、相手を確認するくらいの余裕があり、アッシュゴールドはほぼ一杯。4F54.3〜3F40.3〜2F26.3〜1F13.6秒という時計も平凡なだけに、来週の追い切りで変わり身を見せるかどうか注目したい。(取材・写真：井内利彰)