31日、盛岡競馬場で行われたせきれい賞(3歳上OP、芝2400m、1着賞金400万円)は、板垣吉則騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝110円)サイレントグリーン(牡5、岩手・千葉博厩舎)が、序盤から先頭を奪い、後方から脚を伸ばした最低8番人気タイキアルカディアに3馬身の差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは2分33秒7(重)。さらに2馬身差の3着には3番人気ダイヤモンドヒカリが入った。
勝ったサイレントグリーンは父サニーブライアン、母ピンクサファイア(その父ミホシンザン)という血統。伯父にセントライト記念(GII)など重賞3勝を挙げたホワイトストーンがいる。デビューした2歳時からダート戦で勝利していたが、昨年地元の芝コースで勝利を挙げると、昨年のこのレースで重賞初制覇を達成。前々走かきつばた賞(OP、芝2400m)を制し、前走ダート戦2着からここに臨んでいた。重賞は2勝目。通算成績36戦9勝(JRA・3戦0勝)。