「3歳新馬」(阪神5R・芝2000m)

　ジャングルポケット産駒の3番人気エアルシアン(牝、栗東・笹田)が後続に7馬身差をつけるワンサイド勝ち。前半からグングン飛ばす逃げ馬を見ながら、離れた3番手を追走。勝負どころで徐々に追い上げを開始すると、直線半ばで楽に抜け出し悠々と先頭でゴール板を駆け抜けた。重馬場の勝ちタイムは2分6秒9。2着は中団から脚を伸ばした4番人気のタイセイブレイド、さらに1馬身半差の3着には逃げて粘った15番人気のサンライズビジューが入った。なお、1番人気のインスパイアーは最後に差を詰めたものの4着に終わった。

　池添は「テンに頭を上げてムキになったが、仕掛けてからはいい反応。楽しみな馬です」と絶賛。7馬身差の圧勝に、笹田師も「忘れな草賞(4月12日・阪神、芝2000m)とかフラワーC(3月21日・中山、芝1800m)とか、(距離が)長めのところで考えたい。オークス(5月24日・東京、芝2400m)を目標にしたい」と先を見据えていた。