6日、函館競馬場で行われた2R・2歳未勝利(芝1200m)は、須貝尚介騎手騎乗の9番人気ユキノチャンプ(牝2、栗東・須貝彦三厩舎)が、後方待機から直線で先に抜け出した2番人気エイワンフラワーをゴール前で1.3/4馬身差し切って優勝した。勝ちタイムは1分11秒7(良)。さらにクビ差の3着には1番人気ラブリークレセントが入った。同馬は父タバスコキャット、母は97年函館3歳S(GIII)2着のサラトガビューティ(その父アジュディケーティング)という血統。叔母には02年チューリップ賞(GIII)勝ち馬のヘルスウォールがいる。デビュー戦(函館・芝1800m)はアドマイヤムーン(牡2、栗東・松田博資厩舎)の3.6秒差14着に敗れていた。通算成績2戦1勝。

　函館1R・2歳未勝利(ダート1000m)は、藤岡佑介騎手騎乗の2番人気マイネルテセウス(牡2、栗東・中村均厩舎)が、道中2番手から直線で抜け出すと、直後から迫った1番人気タガノエスペランサの追撃を1/2馬身差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分00秒秒8(良)。さらに3馬身差の3着には5番人気ジンデンスバルが入った。同馬は父ブライアンズタイム、母グリークシアター(その父アンバーシャダイ)という血統。牝系には82年オークスを制したシャダイアイバー、88年新潟記念(GIII)を制したダイナオレンジなどがいる。デビュー戦(函館・芝1200m)はアドマイヤカリブ(牡2、美浦・小島太厩舎)の6着。3戦目となった前走(函館・ダート1000m)は初ダートで3着と好走していた。通算成績4戦1勝。

　小倉競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1000m)は、武豊騎手騎乗の1番人気エイシンチャーム(牡2、栗東・坂口正則厩舎)が、スタートから先頭を奪い、後続に4馬身の差をつけて圧勝した。勝ちタイムは57秒3(良)。父エイシンワシントン、母エイシンメッチェン(その父サクラユタカオー)という血統。伯母に94年小倉3歳S(GIII)を制したエイシンサンサン、伯父に翌95年小倉3歳Sに優勝したエイシンイットオーがいる。デビュー戦(阪神・芝1400m)は逃げて2着、2戦目の未勝利(阪神・芝1200m)は3着と好走していた。通算成績3戦1勝。

　新潟競馬場で行われた1R・2歳未勝利(ダート1200m)は、後藤浩輝騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝150円)カサデアンジェラ(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)が、道中2番手から直線で、逃げた4番人気アナナスとの叩き合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは1分13秒8(良)。さらに2馬身差の3着には2番人気ゴールドオアシスが入った。同馬は父フジキセキ、母ディアブロズストーリー(その父ディアブロ)という血統。半姉にJRA4勝のデュアルストーリー(父エンドスウィープ)がいる。デビュー戦(新潟・ダート1200m)はセイウンハンクス(牡2、美浦・萱野浩二厩舎)のハナ差2着に敗れていた。通算成績2戦1勝。