7日、盛岡競馬場で行われた不来方賞(3歳、ダート2000m、1着賞金700万円)は、小林俊彦騎手騎乗の5番人気マツリダパレス(牡3、岩手・城地藤男厩舎)が、好スタートから先頭に立つと、2番手につけていた4番人気コスモジェントルとの叩き合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは2分10秒2(良)。さらに8馬身差の3着には後方から脚を伸ばした9番人気アンダーリュウセイが入った。なお、1番人気に支持されたトレジャーファンドは、4角で故障を発生し、競走を中止している。
勝ったマツリダパレスは、父デュラブ、母ブライトハイクイン(その父クリスタルパレス)という血統。04年9月にデビューし、4戦目で初勝利を挙げると、着実に勝ち星を重ね、重賞初挑戦となった岩鷲賞(水沢・ダート1400m)では4着に好走。前走の3歳B1(盛岡・ダート1600m)では5馬身差の圧勝劇を演じていた。今回が重賞初勝利で通算成績を14戦7勝とした。