中舘調教師がデビュー、「基本的にジョッキーの感性に任せるつもり」

2015年03月13日 18:40

1日に新規開業した中舘英二調教師、今週の中山・中京で初めて管理馬を出走させる(撮影:赤見千尋) (C)netkeiba.com

 第2の競馬人生がスタートする。1日に新規開業した中舘英二調教師(49)=美浦=が、今週の中山、中京に初めて管理馬4頭を出走させる。「レースは基本的に乗ってもらうジョッキーの感性に任せるつもり。いくら指示されてもうまくいかないときはうまくいかない。それは自分がよく分かっているからね」と自らの経験を元に方針を語る。

 レースは生き物であり、その場の判断が明暗を分けることもある。騎手時代にはJRA通算1823勝(うちGI3勝)を記録した名手は「それを分かるのは乗り役をやっていた強み。こちらは万全の状態で出走させるだけ」と理論を展開した。

 土曜中山9Rに送り出すエタンダールの鞍上には田辺を指名した。「難しいところがある馬なので、彼が合うと思った」。ここにも騎手出身者としてのこだわりが出ている。自らの経験を生かして、調教師としての第一歩を踏み出す。

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