ひと追いごとに時計を詰めて、まずは万全の仕上がり。7月29日には、栗東のCウッドで6F77秒台。そして1週前の札幌本馬場では、実戦で騎乗する四位騎手が手綱をとって、67.0-51.2-36.8秒を併せ馬でマーク。まったく太め感はなく、身のこなしも軽い。少し頭の高い走法で、現段階では短距離の方が良さそうだが、スピード能力、そしてゲートセンスは非凡。これなら一気の逃げ切りも可能だろう。母サイコーキララは4歳牝馬特別を勝って桜花賞にも駒を進めた良血馬。大きく育つ可能性を秘めている。