ディアマイダーリンなどフローラS厩舎情報/美浦トレセンニュース

2015年04月17日 15:30

菊沢調教師が同世代の牝馬の中では心肺機能は上と語るディアマイダーリン(撮影:佐々木祥恵)

 4月26日(日)に東京競馬場で行われるオークストライアル、フローラS(GII・芝2000m)に出走する美浦所属馬2頭について、各調教師に取材した。

ディアマイダーリン(牝3・美浦・菊沢隆徳)について、菊沢調教師。
「今週の追い切りは単走でしたが、走りにメリハリをつける内容でした。併せて追い切るとグングン動く馬で、気持ちのスイッチもすぐ入りますから、気合いをつける必要はありません。前走のフラワーC(GIII・3着)は勝ち馬に有利な展開でしたし、久々を考えれば頑張ってくれました。今回距離が1ハロン延びますが全く問題ないですし、同世代の牝馬の中では心肺機能は上だと思います。暖かくなってきて、無駄な肉が取れて体がスッキリとしてきましたので、マイナス体重での出走になりそうです。2歳時と比べてトモがだいぶしっかりしてきましたが、この先もまだ良くなってくると思います。今回は、横山典弘騎手を予定しています」

リアンドジュエリー(牝3・美浦・奥村武)について、奥村調教師のコメント
「前走のミモザ賞(500万・1着)はゆりかもめ賞(500万・8着)の疲れが抜け切れずに、良化途上の状態でした。今回は筋肉の張りが良くなってきて、前走から上積みがありそうです。今週は蛯名騎手が乗って、予定通りの内容の追い切りでした。この馬らしい動きをしていましたが、G1を勝つ馬のことをよく知っているベテランの騎手なので、ジャッジは厳しく、まだ馬が若いと感じているようです。自分もその通りだと思いますし、まだまだこれからの馬ですね。実績のある中山から東京に替わりますが、長く良い脚を使えますので、その辺りを上手く引き出してもらえればと思います」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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