横山典弘騎手騎乗のクラリティスカイが直線に入って脚を伸ばし先行したアルビアーノを捕らえ優勝(撮影:下野 雄規)
10日、東京競馬場でNHKマイルC(3歳・牡牝・GI・芝1600m)が行われ、好位でレースを進めた横山典弘騎手騎乗の3番人気クラリティスカイ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が、直線に入って脚を伸ばし、2番手追走から一旦は抜け出す形となった4番人気アルビアーノ(牝3、美浦・木村哲也厩舎)を捕らえ、これに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒5(良)。
さらにクビ差の3着に2番人気ミュゼスルタン(牡3、美浦・大江原哲厩舎)が入った。なお、1番人気グランシルク(牡3、美浦・戸田博文厩舎)は5着に終わった。
勝ったクラリティスカイは、父クロフネ、母タイキクラリティ、その父スペシャルウィークという血統。父クロフネとの史上初となるNHKマイルC父子制覇を見事果たした。また、鞍上の横山典弘騎手は3日の天皇賞・春に続く2週連続GI勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆クラリティスカイ(牡3)
騎手:横山典弘
厩舎:栗東・友道康夫
父:クロフネ
母:タイキクラリティ
母父:スペシャルウィーク
馬主:杉山忠国
生産者:パカパカファーム
通算成績:8戦3勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2014年いちょうS
【横山典弘騎手のコメント】
今日は返し馬で凄くいいデキなのが伝わってきたので、強気に攻められました。行く馬が決まっていてペースは速くならなさそうで、枠も良かったのでいいポジションを取りに行こうと思って出していきました。4コーナー手前くらいまで馬がやる気満々で抑えるのに苦労しましたが、最後はよく頑張ってくれました。