オークスで2冠に挑むレッツゴードンキ(写真は2015年桜花賞優勝時)
蓋を開けてみるとレッツゴードンキの圧勝に終わった今年の桜花賞。同馬が2冠目に挑む。それを桜花賞の上位組や上位人気した馬、別路線の有力馬が阻止することができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■5/24(日) オークス(3歳・牝・GI・東京芝2400m)
レッツゴードンキ(牝3、栗東・梅田智之厩舎)は桜花賞で後続に4馬身差を付けて圧勝。スローで単騎逃げをしたとは言え、正にワンサイドゲームと言える内容だった。札幌2歳Sなどでの実績から距離延長も牝馬同士ではこなせる方と思われ、2冠への期待が高まるところ。
ルージュバック(牝3、美浦・大竹正博厩舎)は桜花賞で人気を裏切る形になったが、距離が短くデキもいまいちだった。今回は回復して人気も前走よりは落としそうなだけに絶好の狙い目となりそうだ。
クルミナル(牝3、栗東・須貝尚介厩舎)はスローの瞬発力勝負なら世代でも上位の存在。距離延長も望むところで、ここも上位争いは必至だろう。
クイーンズリング(牝3、栗東・吉村圭司厩舎)は桜花賞で伸び切れなかったが、ルージュバック同様距離が短かった印象。距離延長は望むところで、タイトル獲得のチャンスは十分。
シングウィズジョイ(牝3、栗東・友道康夫厩舎)は距離延長となった前走のフローラSでキッチリと結果を出した。体型から距離は正にピッタリで、ここは上位争いが期待される。
その他、距離が課題も良馬場なら堅実なコンテッサトゥーレ(牝3、栗東・安田隆行厩舎)、気性が課題も能力上位のココロノアイ(牝3、美浦・尾関知人厩舎)、忘れな草賞を勝ったミッキークイーン(牝3、栗東・池江泰寿厩舎)、条件が合いそうなディアマイダーリン(牝3、美浦・菊沢隆徳厩舎)、キャットコイン(牝3、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)、前々走の内容を見直したいアンドリエッテ(牝3、栗東・牧田和弥厩舎)辺りも上位争いの圏内。発走は15時40分。