7日、川崎競馬場で行われた戸塚記念(3歳、南関東G3・ダート2100m)は、的場文男騎手騎乗の3番人気ブルーワレンダー(牡3、川崎・足立勝久厩舎)が、スタート直後から先頭に立ち、直線に入っても脚色は衰えず中団から脚を伸ばした11番人気コスモメンツェルに7馬身差を付け圧勝した。勝ちタイムは2分14秒2(不良)。さらに1.1/2馬身差の3着には2番人気ダンシングスキーが入った。
勝ったブルーワレンダーは、父ワレンダー、母アーデルサラ(その父ロイヤルスキー)という血統。04年10月にデビュー。初勝利は6戦目と時間がかかったが、8戦目のエイプリルフラワー賞を制すなど3連勝を達成。近走も安定した成績を残しており、前走の潮騒特別でも5馬身差の圧勝を決め、ここに臨んでいた。この勝利で重賞初制覇、通算成績を13戦6勝(重賞1勝)とした。
鞍上の的場文男騎手は、87年マルケンアキーラ以来、同レース2勝目。管理する足立勝久調教師は04年モエレトレジャーに続く同レース連覇を達成、通算3勝目(89年ハクバマーチ)とした。