30日、京都競馬場で白百合S(3歳・OP・芝1800m)が行われ、中団でレースを進めた藤岡康太騎手騎乗の1番人気アルバートドック(牡3、栗東・松田博資厩舎)が、直線で外から脚を伸ばして、5番手追走から一旦は先頭に立った3番人気ナムラアン(牝3、栗東・福島信晴厩舎)をゴール前で捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分46秒2(良)。
さらにクビ差の3着に6番人気ミュゼゴースト(牡3、美浦・大江原哲厩舎)が入った。なお、2番人気トーセンバジル(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)は7着に終わった。
勝ったアルバートドックは、父ディープインパクト、母ゴールデンドックエー、その父Unusual Heatという血統。毎日杯、京都新聞杯でわずかに敗れクラシック出走が叶わなかったが、ここでその鬱憤を晴らし、秋に向けて賞金を積み上げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆アルバートドック(牡3)
騎手:藤岡康太
厩舎:栗東・松田博資
父:ディープインパクト
母:ゴールデンドックエー
母父:Unusual Heat
馬主:G1レーシング
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
通算成績:8戦3勝