5日、中京競馬場6Rで新馬戦(2歳・牝・芝1400m・10頭)が行われ、好位でレースを進めた武豊騎手騎乗の1番人気エスティタート(牝2、栗東・松永幹夫厩舎)が、直線内でカベになったところをこじ開けて、逃げ粘る7番人気ブンブンブラウ(牝2、栗東・川村禎彦厩舎)を捕らえ、これに3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分24秒7(重)。

　さらに1.1/2馬身差の3着に5番人気エキドナ(牝2、栗東・山内研二厩舎)が入った。なお、2番人気タンギモウジア(牝2、栗東・橋口弘次郎厩舎)は4着、3番人気リヴァイバル(牝2、栗東・岡田稲男厩舎)は9着に終わった。

　勝ったエスティタートは、父ドリームジャーニー、母スキッフル、その父トニービンという血統。半兄のフラガラッハ(父デュランダル)は2012、13年の中京記念を連覇した。また、新種牡馬である父にとっては、これがJRAでの産駒初勝利となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆エスティタート(牝2)
騎手：武豊
厩舎：栗東・松永幹夫
父：ドリームジャーニー
母：スキッフル
母父：トニービン
馬主：キャロットファーム
生産者：社台コーポレーション白老ファーム