9日、門別競馬場で第12回星雲賞(3歳上・ダ1600m・1着賞金250万円)が行われ、後方でレースを進め、3〜4コーナーで一気に前へ進出した服部茂史騎手騎乗の3番人気グランプリブラッド(牡6、北海道・田中淳司厩舎)が、直線入り口で内をすくって先頭に立ち、追いすがる2番人気ウルトラカイザー(牡7、北海道・林和弘厩舎)を3/4馬身差振り切って優勝した。勝ちタイムは1分40秒7(良・レコード)。
さらに3/4馬身差の3着に4番人気キタノイットウセイ(牡5、北海道・松本隆宏厩舎)が入った。なお、1番人気オヤコダカ(牡3、北海道・原孝明厩舎)はキタノイットウセイと3/4馬身差の4着に終わった。
勝ったグランプリブラッドは、父ディープインパクト、母シルクプリマドンナ、その父ブライアンズタイムという血統。JRAからの移籍3戦目で、移籍初勝利と重賞初制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆グランプリブラッド(牡6)
騎手:服部茂史
厩舎:北海道・田中淳司
父:ディープインパクト
母:シルクプリマドンナ
母父:ブライアンズタイム
馬主:目黒忠法
生産者:ノーザンファーム
通算成績:35戦6勝(JRA32戦5勝・重賞1勝)