6歳牝馬
カチューシャにとって札幌ダートは3歳時に未勝利、500万下を連勝した思い出の地。前走のマリーンSは13着に大敗したが、藤本助手は「今回は2戦2勝の札幌ダート。チャンスは十分にある」と燃えている。前走の敗因ははっきりしている。1角付近で鞍ズレがあった。「あれでは仕方がない。能力を出し切っていない」と振り返る。ダート巧者がずらりとそろったが、相性抜群の北都で大駆けを狙う。
グレープブランデーは前走のプロキオンS5着後、この一戦を目標に仕上げられた。安田翔助手は「前走のジョッキー(ルメール)の進言もあって、距離を1700mに延ばすことにした。短い距離を使ったことがプラスになっているはず」と前向きに話す。5日に札幌入りして、9日に札幌ダートで時計をマーク。着々と態勢を整えている。