5日、大井競馬場で行われた東京盃(3歳上、交流GII・ダート1200m、1着賞金4000万円)は、小牧太騎手騎乗の3番人気アグネスジェダイ(牡3、栗東・森秀行厩舎)が好位追走から直線で中団から脚を伸ばした4番人気ニホンピロサートに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分11秒2(重)。さらにクビ差の3着には7番人気ロッキーアピールが入った。
勝ったアグネスジェダイは父アグネスワールド、母ラッキーパイシーズ(その父Crafty Prospector)という血統。04年6月に函館競馬場でデビューし、4戦目(札幌・ダート1000m)で初勝利。今春は、兵庫チャンピオンシップ(交流GII)、ユニコーンS(GIII)を共に2着と好走し、その後に臨んだジャパンダートダービー(交流GI)は8着に敗れるも、8月に行われたサマーチャンピオン(交流GIII)では古馬を完封し重賞初制覇を成し遂げている。前走ダービーグランプリ(交流GI)は5着に敗れ、ここに臨んでいた。通算成績18戦4勝(重賞2勝)。
鞍上の小牧太騎手は、同レース初制覇。管理する森秀行調教師は、ノボジャックで制した01年以来、2度目の制覇となる。