雨が降りしきる栗東芝。僚馬
ストレイトガールが追われた直後に、
ウリウリが最終リハを開始した。
岩田を背に
アスクティターン(3歳未勝利)を2馬身追走。道中はやや行きたがるそぶりを見せていたが、鞍上がはやる気持ちをなだめて制御。直線でようやく
ゴーサインが出ると、放たれた矢のように内ラチ沿いからスパッと切れた。
5F69秒5-37秒0-11秒9に、岩田は「反応を確かめる程度だったが、動きは良かった。以前に比べて
パワーが出てきた」とさらなるレベルアップを感じた様子。藤原英師も「いい動き。精神的にもどっしりとしてきたね」と期待通りの内容に目を細めた。
前走のCBC賞で2つ目の重賞タイトルをゲット。5歳を迎えて本格化の兆しがうかがえる。「最大の武器は切れ味。開幕週の馬場は絶好だと思う。ガチンコ勝負でどちらが先着するか、楽しみ」と指揮官。前哨戦で先輩を破り、GI制覇へ王手をかける。