オースミムーンが断然人気に応え2度目の阪神ジャンプS制覇
19日、阪神競馬場で阪神ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3140m)が行われ、5番手でレースを進めた高田潤騎手騎乗の1番人気オースミムーン(牡6、栗東・松下武士厩舎)が、順回りに入って前へ進出し、3コーナーで先頭に立ってゴールまで押し切り、道中逃げた2番人気マキオボーラー(牡5、栗東・五十嵐忠男厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分31秒9(良)。
さらに5馬身差の3着に9番人気ミヤコデラックス(牡6、美浦・菅原泰夫厩舎)が入った。なお、3番人気メイショウヨウドウ(セ7、栗東・池添兼雄厩舎)は8着に終わった。
また、5番人気ワールドマッチ(牡4、栗東・中竹和也厩舎)は最初の障害で落馬、競走を中止した。完走は8頭。
勝ったオースミムーンは、父アドマイヤムーン、母レディクライマー、その父リアルシャダイという血統。2013年以来2度目の阪神ジャンプS制覇を果たした。重賞はこれで6勝目。また、鞍上の高田潤騎手は13年の本馬、14年のメイショウブシドウに続く3連覇達成となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆オースミムーン(牡6)
騎手:高田潤
厩舎:栗東・松下武士
父:アドマイヤムーン
母:レディクライマー
母父:リアルシャダイ
馬主:オースミ
生産者:山際辰夫
通算成績:29戦7勝(重賞6勝)
主な勝ち鞍:2013年東京ハイジャンプ(JGII)