軌道修正に成功して2連勝。阪神9R・ききょうS(芝1400m)は2番人気の
シャドウアプローチ(栗東・須貝)がV。函館2歳Sで抽選除外の憂き目に遭い、7月の未勝利戦V以来となったレースで素質を示した。折り合いを重視して中団待機。外から手応え良く進出し、ルメールの左ステッキに応えてゴール前の接戦をモノにした。勝ちタイムは1分22秒9。1番人気の
エスティタート(2着)は出遅れるロス。直線で外から猛追するも頭差及ばなかった。さらに首差の3着は先行策からしぶとく粘った7番人気の
タンギモウジア。なお、注目を集めていた
ヒルトンヘッドは右肩ハ行のため競走除外となった。
「スタートが速くなくて後ろからになったが、
リラックスして走れていました」と道中を振り返ったルメール。「長く脚を使ってくれた。距離はマイルでも問題ない」とうなずいた。来週、いったん放牧へ出される予定となっている。