浜中騎手が跨って京都大賞典の最終追い切りを行ったサウンズオブアース(奥、撮影:井内利彰)
天皇賞(春)9着の後、休養していた
サウンズオブアース(栗東・藤岡健一厩舎)。秋の緒戦を京都大賞典(10月12日・京都芝2400m)と定めて、ここまで坂路でじっくりと乗り込まれてきた。最終追い切りは浜中俊騎手が跨って、CWで併せ馬を行った。
ベストサーパスを追走する内容だったが、6F標識地点で3馬身ほど後ろ。この時は頭を上げて、少し行きたがるような仕草が見られたが、ペースが上がると落ち着いた。4コーナーを回って、前を射程圏に入れると、一瞬で相手を交わし去って、先着のゴール。時計は6F83.0〜5F67.0〜4F52.5〜3F38.1〜1F12.1秒で、ラスト1Fの数字は春に比べると物足りないが、これは馬場差で説明がつく誤差。この走りを見るかぎり、休み明けでもきっちり動けると判断したい。
(取材・写真:井内利彰)