雪を切り裂いてのスパーリング。巻き返しに燃える
ローマンレジェンドが、栗東CWで熱を発散した。
ボンナヴァン(3歳未勝利)との併せ馬。馬体を併せる形で6F84秒0、ラスト1Fは13秒1をマークした。「実戦であきらめてしまう傾向がある。ケイコではいつも通りにしっかり動いてくれたし、気持ちの火は消えていない。ベストを尽くします」。感触を確かめた岩田は力を込めた。
8歳となったシーズン。この一戦が持つ意味は大きい。「今回はしまいを生かす競馬で。今回の結果を今年の指標にしたい」。藤原英師は単なる
ステップとはとらえていない。勝負の27戦目。前だけを向いて、GIIに挑む。
モンドクラッセは美浦Wで僚馬2頭を追走。3角から差を詰め、馬なりのまま1馬身先着した。5F69秒6-39秒4-13秒3。清水英師は「荒れ馬場も気にせずに走っていた。冬場で絞りにくいが、使い詰めだった前走時よりいい」と動きに満足顔だ。4連勝を狙ったみやこSは、ハイペースの2番手追走から7着。「ダート界は関東馬が頑張っている。僕も加わりたいが、今回は左回りが心配だね」と課題を挙げた。