「3歳新馬」(中山4R・ダート1800m)
力強く差し切った。中団を運んだ5番人気の
シフォンカール(牝、父クロフネ、美浦・奥平)が1分58秒4のタイムで快勝。内枠を利してハナを奪った9番人気
ミサエサン(10着)の脚色が直線に入って鈍ると、急坂で外から前をまとめてかわし去った。4馬身差の2着争いは接戦になったが、2番人気
エーデルメイシュが頭差で3番人気
アウアウに競り勝った。また、1番人気の
アドリアは見せ場もつくれずに15着に敗れた。
メンバー最速の上がり3F39秒8をマークして4馬身差のVに、「ロスなく運べたし、追いだしてからの反応も良かった」と大野。近親に
エアグルーヴや
ドゥラメンテなどが名を連ねる血統馬に、奥平師は「砂をかぶっても落ち着いていた。血統的にもどこかで芝を試したい」と話した。