モーニンが押し切り重賞初制覇を決めた(撮影:下野雄規)
31日、東京競馬場で根岸S(4歳上・GIII・ダ1400m)が行われ、好位でレースを進めた戸崎圭太騎手騎乗の1番人気モーニン(牡4、栗東・石坂正厩舎)が、直線で先頭に立ってゴールまで押し切り、中団から脚を伸ばした6番人気タールタン(牡8、栗東・吉村圭司厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分22秒0(稍重)。
さらに1.3/4馬身差の3着に10番人気グレープブランデー(牡8、栗東・安田隆行厩舎)が入った。なお、2番人気タガノトネール(セ6、栗東・鮫島一歩厩舎)は4着、3番人気アンズチャン(牝5、美浦・大和田成厩舎)は5着に終わった。
勝ったモーニンは、父Henny Hughes、母Giggly、その父Distorted Humorという血統の米国産馬。デビュー4連勝で挑んだ前走の武蔵野Sでは3着に敗れたが、今回は見事人気に応え、初めての重賞制覇を果たした。また、同馬はこの勝利で2月21日に行われるフェブラリーSの優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆モーニン(牡4)
騎手:戸崎圭太
厩舎:栗東・石坂正
父:Henny Hughes
母:Giggly
母父:Distorted Humor
馬主:馬場幸夫
生産者:EmpireEquinesLLC
通算成績:6戦5勝(重賞1勝)