ゼーヴィントなど、ラジオNIKKEI賞厩舎情報/美浦トレセンニュース

2016年06月30日 18:00

6月29日にラジオNIKKEI賞の最終追い切りを行ったゼーヴィント(撮影:佐々木祥恵)

 ラジオNIKKEI賞(GIII・3歳OP・ハンデ・芝1800m)に抽選で出走が決まった注目馬4頭について、関係者のコメント。

ゼーヴィント(牡3・美浦・木村哲也)について、木村調教師。
「今週(6/29)の追い切りは、他の厩舎の馬が来て集中し切れていない部分もありましたが、しっかり動かせていましたし、ゴール板を過ぎてからも負荷をかけて修正できたと思います。時計的には先週の方が良かったですが、内容は今週の方が上ですね。レースは日曜日ですし、もし足りないようなら微調整しようと思います。

 今年5戦目でコンスタントに走っていますが、馬も我慢してくれています。今回の結果で今後も決まるでしょうし、このレースで夏休みにしてあげたいと考えていますので、良い競馬ができればと思います。ハンデ(54キロ)も恵まれましたし、期待したいです」

アップクォーク(牡3・美浦・中川公成)について、中川調教師。
「折り合い重視の追い切りをしましたが、元々稽古は動きますし、今週(6/29)も動きは良かったです。前走(早苗賞・500万下・1着)はゲートで尻っぱねをしてスタートで遅れましたが、ちゃんと出さえすれ先行力もありますし、福島の小回りコースも問題ないでしょう。ハンデの53キロは恵まれましたし、このメンバーでどんな競馬をしてくれるのか期待しています」

ミライヘノツバサ(牡3・美浦・伊藤大士)について、伊藤調教師。
「先週ビッシリとやっていますので、今週(6/29)はラストだけ確認程度の追い切りでしたが、良い動きでした。福島の小回りは適性があると思います。ただ開幕週で速い時計の決着になると分が悪そうなので、できれば雨が降ってほしいですね。骨格からするとまだ細い感じもありますので、もう少しドッシリしてくれればと思います。

 セレクトセールで歩きが良かったので、オーナーと相談して購入を決めました。青森産ですし、この馬名からも人気がありますね。今回の53キロは恵まれたと思いますし、皐月賞(GI・12着)で強いメンバーと走った経験が生きてくれればと思います。秋に大きいところを狙っていけるのかどうか、3歳馬同士の今回の一戦で今後の路線を決めるので、ここでどのような競馬をしてくれるかですね」

ピックミータッチ(牡3・美浦・藤沢和雄)について、杉原誠人騎手。
「今週(6/29)は気分良さそうに走っていましたし、前走勝った時の良い状態を維持しています。元々能力は高い馬でしたが、我の強いところがあってその点に気を遣いながらやっています。稽古ではそういう面は見せませんでしたが、レースでは先頭に立つとフワッとする面があって、これまで本気で走っていないので、そのあたりを気をつけたいですね。小回りの福島は良いと思います。スタートが上手ですし、流れに乗って競馬をしたいです。ハンデも53キロですし、期待したいですね」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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