7月27日に小倉記念の1週前追い切りを行ったサトノラーゼン(撮影:井内利彰)
先週の当ニュースでも小倉記念(8月7日・小倉芝2000m)の2週前追い切りの情報をお伝えした
サトノラーゼン(栗東・池江泰寿厩舎)。今朝27日は先週と違って、単走での追い切りとなった。
朝一番ということもあって、混み合った馬場で、単走といっても周囲には馬が多い状況。ラップが速かったこともあり、次々と前を追い抜いていったが、決して引っかかっているという感じはない。ぐんぐん加速して、最後まで
スピードは衰えず。時計は6F82.0〜5F66.3〜4F52.4〜3F38.7〜1F11.7秒と素晴らしく、ようやくこの馬本来のパフォーマンスを見ることができる状況が整ったという感じ。
鳴尾記念3着から小倉記念を目指すのは、
プランスペスカ(栗東・松永昌博厩舎)。普段の調教でも時計になってしまうくらい、行きたがる気性の馬。7月13日の追い切りでは予定外の4F52.4秒という好時計を出しているが、今朝27日の追い切りは4F53.7〜3F38.0〜2F25.0〜1F13.0秒と前半が我慢の利いた走り。ここまで順調に仕上がっているといってよいだろう。
マレーシアCを勝って、再度オープン入りした
アングライフェン(栗東・安田隆行厩舎)も小倉記念を予定。レース間隔が詰まっていることもあり、今朝27日は2回目のハローがあけた時間帯の坂路馬場で4F58.5秒をマーク。減っていた体が戻ったことで、調整にもゆとりが出ているようなので、3度目の重賞挑戦では結果を出してくる可能性が高い。
(取材・写真:井内利彰)