1番人気に応え阪神ジャンプSを制したニホンピロバロン
17日、阪神競馬場で行われた阪神ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3140m)は、中団でレースを進め、最後の3〜4コーナーで3番手まで上がった高田潤騎手騎乗の1番人気ニホンピロバロン(牡6、栗東・田所秀孝厩舎)が、直線の最終障害を越えて、逃げた2番人気アップトゥデイト(牡6、栗東・佐々木晶三厩舎)と叩き合い、最後はこれに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分28秒2(良)。
さらに3/4馬身差の3着に10番人気テイエムシシーポス(牡6、栗東・日吉正和厩舎)が入った。なお、3番人気アロヒラニ(牡7、美浦・久保田貴士厩舎)は4着に終わった。
勝ったニホンピロバロンは、父フサイチリシャール、母ニホンピロアニカ、その父キャプテンスティーヴという血統。これで重賞2つを含む5連勝となった。また、鞍上の高田潤騎手は2013年オースミムーン、14年メイショウブシドウ、15年オースミムーンに続く本レースの4連覇を達成した。
【勝ち馬プロフィール】
◆ニホンピロバロン(牡6)
騎手:高田潤
厩舎:栗東・田所秀孝
父:フサイチリシャール
母:ニホンピロアニカ
母父:キャプテンスティーヴ
馬主:小林百太郎
生産者:福岡清
通算成績:44戦9勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2016年京都ハイジャンプ(J・GII)