オジュウチョウサンが差し切り重賞3連勝(撮影:下野雄規)
16日、東京競馬場で行われた東京ハイジャンプ(3歳上・JGII・障害3110m)は、好位でレースを進めた石神深一騎手騎乗の1番人気オジュウチョウサン(牡5、美浦・和田正一郎厩舎)が、最後のコーナーでカラ馬に寄られて大きく外に振られる不利を受けたものの、立て直して逃げ粘る3番人気マキオボーラー(牡6、栗東・五十嵐忠男厩舎)を差し切り、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分27秒6(良)。
さらに2馬身差の3着に2番人気タイセイドリーム(牡6、栗東・矢作芳人厩舎)が入った。なお、8番人気ラグジードライブ(セ5、美浦・高橋文雅厩舎)は落馬のため競走を中止した。完走は9頭。
勝ったオジュウチョウサンは、父ステイゴールド、母シャドウシルエット、その父シンボリクリスエスという血統。これで中山グランドジャンプ、東京ジャンプSに続く重賞3連勝となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆オジュウチョウサン(牡5)
騎手:石神深一
厩舎:美浦・和田正一郎
父:ステイゴールド
母:シャドウシルエット
母父:シンボリクリスエス
馬主:チョウサン
生産者:坂東牧場
通算成績:16戦6勝(重賞3勝)
主な勝ち鞍:2016年中山グランドジャンプ(JGI)