的場文男騎手騎乗のケイアイレオーネが直線で抜け出し優勝。的場文男騎手は自身が持つ地方競馬最高齢重賞勝利記録を60歳6か月に更新した。(撮影:武田 明彦)
8日、大井競馬場で行われた第8回フジノウェーブ記念(4歳上・ダ1400m・1着賞金1300万円)は、好位でレースを進めた的場文男騎手騎乗の3番人気ケイアイレオーネ(牡7、大井・佐宗応和厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、最後は外から追い上げてきた7番人気タイムズアロー(牡9、船橋・川島正一厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分26秒5(稍重)。
さらにクビ差の3着に2番人気サクラレグナム(牡8、大井・福永敏厩舎)が入った。なお、断然の1番人気に支持されていた昨年のNAR年度代表馬ソルテ(牡7、大井・寺田新太郎厩舎)は10着に終わった。
勝ったケイアイレオーネは、父ヘニーヒューズ、母モストリマーカブル、その父Marquetryという血統。重賞はこれで5勝目。また、地方競馬通算7000勝の達成が間近な(※)的場文男騎手は、自身が持つ地方競馬最高齢重賞勝利記録を60歳6か月に更新した。
※本レースの勝利が6981勝目。
【勝ち馬プロフィール】
◆ケイアイレオーネ(牡7)
騎手:的場文男
厩舎:大井・佐宗応和
父:ヘニーヒューズ
母:モストリマーカブル
母父:Marquetry
馬主:亀田和弘
生産者:富田牧場
通算成績:31戦8勝(JRA15戦3勝・重賞5勝)