俳優・妻夫木聡が主演のTBS系日曜劇場「ザ・
ロイヤルファミリー」(日曜・午後9時)の第7話(11月23日放送)に坂井瑠星騎手(28)=栗東・矢作厩舎=がゲスト出演することが、16日の番組公式Xで発表された。
坂井騎手は今年、
フォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父
リアルスティール)の主戦騎手として、2月に1着賞金が1000万ドル(今年のJRA発表の円換算レートでは約15億7000万円)と世界最高賞金のレースであるサウジカップを制覇。今月2日(現地時間1日)に行われた米国競馬の祭典、ブ
リーダーズC(BC)のメインBCクラシックでも、日本調教馬として初制覇。同馬をダート世界一の座に導いていた。
番組公式Xには「敵か!?味方か!?波乱の予感…」とあるが、スポーツ報知にもコラムを寄稿している“世界一の騎手”が、どんな走りを見せるか注目だ。坂井騎手も自身の公式Xで「ぜひ見てください」とコメントした。
同ドラマは、競馬の世界を舞台に、夢を追い続けた熱き大人たちが家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる物語。原作は山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞し、日本ダービー、有馬記念の際にスポーツ報知にエッセー「また満員の競馬場で」を寄稿している早見和真氏。佐藤浩市、松本若菜、「Snow Man」目黒蓮ら豪華なキャストも話題。
公式サイトによると、第7話のあらすじは
耕造(佐藤浩市)は耕一(目黒蓮)から関係を拒絶されたままもどかしい日々を過ごす。そして栗須(妻夫木聡)は二人の関係を何とかしようと思案していた。
引退した
ロイヤルホープは血統を残すため、加奈子(松本若菜)の野崎
ファームへ向かうことに。
そんな折、耕一から連絡があり、伝えたいことがあるので耕造に会わせて欲しいと頼まれる。しかし栗須が仲介をし、耕造と対面させるも2人はすぐに口論になってしまい、耕一の言いたいことは言えずじまい。
耕一の本心を聞けず悩んだ栗須は、加奈子に相談すると、耕一は耕造に反対しているのではなく心配しているのではないかと言われ…。
栗須が再び対面の機会を作りある提案をするも、耕一は受け入れなかった。なんとかしたい栗須は、耕一を外へ呼び出し本心を聞きだそうとする。するとようやく耕一の口が開く!その内容は、調教師の広中(安藤政信)も目を見張るほど意外なものだった!さらに耕一からの思いがけない提案に、栗須と耕造は言葉を失う…
となっている。