【南関東競馬】9歳馬ゴーディー圧逃 4馬身差の逃げ切り勝ちで5年ぶりの重賞制覇

2017年07月27日 06:00

 ゴーディーとのコンビで重賞勝ちを決めた的場文は鞍上でVサイン

 「サンタアニタトロフィー・S3」(26日、大井)

 4番人気の9歳馬ゴーディーが、4馬身差の逃げ切り勝ちで5年ぶりの重賞制覇。的場文は自身の持つ最年長重賞勝利記録を60歳10カ月に更新した。2着には7番人気のコンドルダンスが追い込み、3着は5番人気のトーセンハルカゼが食い込んだ。

 還暦ジョッキーと9歳馬ゴーディーとのコンビが、まさに人馬一体となった気迫の逃げで真夏のマイル重賞を制した。

 「1番枠だったし、外から被せられるのを嫌う馬だから、多少無理してでも行こうと思った」と振り返った的場文。スタートから気合をつけてハナを奪いマイペースに持ち込んだ。3角過ぎから再びギアを上げて、直線に入り口ではもう後続が追いつかないほどのセーフティーリード。ゴールでは2着以下に4馬身の差がついていた。

 ゴーディーは12年のこのレース以来となる実に5年ぶりとなる重賞タイトルをゲット。今回が今年の8戦目と元気いっぱいで、年齢の衰えを全く感じさせない若々しい走りで2つ目の勲章を手にした。

 そして的場文は自身は持つ最年長重賞勝利記録を60歳10カ月に更新。史上2人目の地方通算7000勝を達成したあとも、内容の濃い騎乗を見せている。「いい馬に乗せてもらっているおかげ。まだまだ頑張りますので応援よろしくお願いします」とファンに呼びかけ、盛んな拍手と声援に包まれていた。

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