武豊の誓い…来年2月定年の福島師に重賞V届ける

2017年08月18日 06:00

 ダイアナヘイローに騎乗する武豊

 思い出の一戦で、20年ぶりのタイトルを目指す。福島厩舎のダイアナヘイローで、北九州記念に臨む武豊。「福島先生は来年2月で(定年で)引退されるので、久しぶりに一緒に重賞を勝ちたいね」と自然と力が入る。コンビを組んで、97年にも同レースを制覇。「ダンディコマンド以来だね」。当時は1800メートル戦だったが、条件が変わっても、ともに勝利の美酒を味わった記憶は決して色あせない。

 現在、武豊は7勝で第2回小倉リーディングでトップタイ。福島師も同3勝を挙げて首位タイと好調だ。そのうちの1勝が、同馬で挙げた前走の佐世保S。名手は「小倉は合っていると思っていたけど、戦法に幅が出た。ハナでなくても競馬ができるようになった。気性の難しい馬だったけど、マイナス部分がなくなってきたからね。3連勝するのは難しいこと。重賞でも楽しみ」と意欲を示す。

 武豊は16日にラインシュナイダーに騎乗し、佐賀の交流重賞G3・サマーチャンピオンを制覇。同じ九州でつかんだタイトルを追い風に、ラストサマーを迎えた福島師に重賞Vを届ける。(デイリースポーツ・大西修平)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。