札幌の地で初陣を飾ったモーリス全弟のルーカス(撮影:高橋正和)
日本と香港でG1・6勝を挙げた名馬・モーリスの全弟となるルーカス(牡2、美浦・堀宣行厩舎)が先週日曜日の札幌新馬戦で初陣を飾った。
この勝利を米紙・サラブレッドデイリーニューズ(TDN)が同紙サイトで取り上げ、将来的に重賞ウィナーになると評価した若駒に与える「TDNライジングスター」の称号をルーカスに与えた。
これまで日本と関係のある「TDNライジングスター」としては、英国・愛国などヨーロッパで走るディープインパクト産駒・セプテンバー(英準重賞優勝)や、アメリカで走る日本産ハーツクライ産駒・ヨシダ(米G2で2着)、日本調教馬では昨年2連勝でファンタジーS(G3)を制したフランケル産駒・ミスエルテらが過去には選ばれている。