12番人気の伏兵エポワスが直線で差し切り重賞初制覇
27日、札幌競馬場で行われたキーンランドC(3歳上・GIII・芝1200m)は、中団でレースを進めたC.ルメール騎手騎乗の12番人気エポワス(セ9、美浦・藤沢和雄厩舎)が、直線で馬群の間を抜けて各馬を差し切り、好位から脚を伸ばした2番人気ソルヴェイグ(牝4、栗東・鮫島一歩厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分9秒0(良)。
さらに1/2馬身差の3着に5番人気ナックビーナス(牝4、美浦・杉浦宏昭厩舎)が入った。なお、1番人気モンドキャンノ(牡3、栗東・安田隆行厩舎)は6着、3番人気シュウジ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)は13着に終わった。
勝ったエポワスは、父ファルブラヴ、母マニックサンデー、その父サンデーサイレンスという血統。9歳にして初の重賞制覇となった。また、本馬はこの勝利で10月1日に中山競馬場で行われるスプリンターズSの優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】
◆エポワス(セ9)
騎手:C.ルメール
厩舎:美浦・藤沢和雄
父:ファルブラヴ
母:マニックサンデー
母父:サンデーサイレンス
馬主:多田信尊
生産者:社台ファーム
通算成績:29戦7勝(重賞1勝)