さわらび賞、アドマイヤディーノ圧勝

2006年03月19日 15:00

 19日、阪神競馬場で行われた10R・さわらび賞(3歳500万下、芝1600m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気アドマイヤディーノ(牡3、栗東・松田博資厩舎)が、スタート直後から先手を奪い、そのまま2番人気メイショウゲンジ以下に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分36秒3(稍重)。さらに1馬身差の3着には3番人気パーフェクトジョイが入った。
 勝ったアドマイヤディーノは、父フレンチデピュティ、母アドマイヤセラヴィ(その父サンデーサイレンス)という血統。おじに02年万葉S(OP)などJRA・4勝のアドマイヤロード、00年セレクトセールで3億2000万円という高額で取引された種牡馬カーム(父サンデーサイレンス)がいる。昨年8月にデビューし、2戦目で初勝利。前走のアーリントンC(GIII)は4着に敗れていた。通算成績7戦2勝。

 阪神7R・3歳500万下(ダート1800m)は、武豊騎手騎乗の1番人気サンライズレクサス(牡3、栗東・石坂正厩舎)が道中終始2番手を追走し、直線半ばで先頭に立つと後続を突き放し、5番人気マイネルファーマに6馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分55秒8(重)。さらに4馬身差の3着には3番人気マルタカタキオンが入った。
 勝ったサンライズレクサスは、父フォーティナイナー、母プレシャスキール(その父ノーザンテースト)という血統。従弟に今年のシンザン記念(GIII)を制したゴウゴウキリシマ(牡3、栗東・梅田康雄厩舎、父キングヘイロー)がいる。05年11月にデビュー、3戦目で初勝利。前走(3歳500万下)でも1番人気に推されていたが2着に敗れていた。通算成績5戦2勝。

 中山7R・3歳500万下(芝1600m)は、藤田伸二騎手騎乗の2番人気セトウチアポロン(牡3、美浦・堀宣行厩舎)がスタートから先頭に立ち、3番人気ジェイウォークにアタマ差制して優勝した。勝ちタイムは1分34秒9(良)。さらにクビ差の3着には1番人気のマチカネゲンジが入った。
 勝ったセトウチアポロンは、父フジキセキ、母シャープウィッテッド(その父Sadler's Wells)という血統。祖母に85年英1000ギニー、英オークス、英セントレジャー(全て英G1)を制し英牝馬3冠を達成した名牝オーソーシャープ Oh So Sharpがいる。通算成績4戦2勝。

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