30日、阪神競馬場5Rで行われた新馬戦(2歳・芝1800m・11頭)は、先団の後ろでレースを進めたM.デムーロ騎手騎乗の1番人気アドマイヤキング(牡2、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、逃げ粘った11番人気ナンゴクアイネット(牝2、栗東・鮫島一歩厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分49秒9(良)。
さらにハナ差の3着に4番人気メールドグラース(牡2、栗東・清水久詞厩舎)が入った。なお、2番人気ポジティブスタンド(牡2、栗東・高橋亮厩舎)は6着、3番人気レッドゼノビア(牝2、栗東・大久保龍志厩舎)は7着に終わった。
勝ったアドマイヤキングは、父キングカメハメハ、母アドマイヤテンバ、その父クロフネという血統。2015年の皐月賞と日本ダービーを制した叔父ドゥラメンテなど、近親に活躍馬が多数いる。
【勝ち馬プロフィール】
◆アドマイヤキング(牡2)
騎手:M.デムーロ
厩舎:栗東・友道康夫
父:キングカメハメハ
母:アドマイヤテンバ
母父:クロフネ
馬主:近藤利一
生産者:ノーザンファーム