近親にロジクライ、ディープインパクトがいるドリームセオリーが中山芝2000mでデビュー/関東馬メイクデビュー情報

2017年12月18日 18:00

 先週は朝日杯FSが行われダノンプレミアムが快勝。クラシック戦線に名乗りを上げる形となった。

 今週は中山・阪神の2場での開催となるが、今年のエリザベス女王杯を優勝したモズカッチャンは昨年のこの週にデビュー(6着)していた。今年も今後の活躍馬となりそうな馬が出走を予定している。

◆ウムラオフ(牡、父ステイゴールド、母ウミラージ、美浦・堀宣行厩舎)

 異父兄のウムブルフは現4勝(1600万下)をマークしており、昨秋の菊花賞(12着)に参戦している。「性格的にカリカリとしているところは兄と似ているけど、父が替わったぶん、タイプが違う感じですね。ここまで順調に乗り込んでいるし、この時期の馬場も合いそう。素質はあると思います」と森調教助手。12月24日、中山の芝2000mをR・ムーア騎手で予定している。

◆ダノンシャレード(牡、父シンボリクリスエス、母メジロシャレード、美浦・久保田貴士厩舎)

 2016年のセレクトセールに上場され、取引価格は4428万円。GIを5勝した名牝メジロドーベルの孫にあたる。全兄のショウナンラグーンは2014年の青葉賞を勝っており、ダービー(6着)や菊花賞(5着)にも参戦。母の妹弟には現1600万下のレーヌドブリエやホウオウドリームがいる。「大型馬でピリッとしないところがあったけど、少しずつ動けるようになってきました。体質的な弱さはないし、まだ良くなってきそうです」と池内調教助手。12月24日、中山の芝2000mを内田博幸騎手で予定している。

◆ドリームセオリー(牡、父ステイゴールド、母ドリームスキーム、美浦・尾関知人厩舎)

 一族からはシンザン記念を制したロジクライが出ており、母系を遡るとディープインパクトの名もある。「ステイゴールドの子にしてはガンと行くようなタイプじゃないけど、水準級の時計で動けている。配合的にも長めの距離が合いそうだし、しっかりと追っていることが実戦につながればいいですね」と尾関知人調教師。12月24日、中山の芝2000mを予定している。

◆モンテグロッソ(牡、父モンテロッソ、母アドニータ、美浦・木村哲也厩舎)

 一族からは米GI・フラワーボウル招待Sでレッドディザイアを下したAveや、伊G1・ヴィトリオディカプア賞を制したAnna Mondaなどが出ている。「立派な馬格をしているし、歩き方やフットワークのバランスがいい。穏やかな気性で芝の長い距離が合いそうだし、いいモノを持っていると思います」と木村哲也調教師。12月24日、中山の芝2000mを北村宏司騎手で予定している。

(取材・文:竹之内元)

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