【万哲の馬場予報】東海S(中京ダート)「積極的に前に行くのがVの近道」

2018年01月20日 19:05

日曜も好天だが、パサパサに乾くことはなさそう

 毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。

【東海S(中京ダートの傾向)】
 週中の水曜に降った約9ミリの雨の影響が残り、土曜のダートは稍重で終日開催。ダート戦は6鞍行われた。開幕週の先週が土曜は稍重、日曜は良で1800m換算では土曜の方が約1秒速い時計が出る状況だったが、20日土曜の時計の出方は良だった先週日曜に近い。力のいるダートではないが、高速ダートでもない。ほぼ標準的な馬場といえる。日曜も好天で「良」に回復しそうだが、気温の低い厳寒期でパサパサに乾くことはなさそうだ。

 土曜の勝ち馬の最終4角位置は「2番手、3番手、2番手、11番手、1番手、4番手」。中京ダートの傾向らしく、やはり先行馬が有利。東海Sと同じ1800mで行われた6Rを勝ったプエルタデルソルは最終4角11番手だったが、4角ではまだ内寄りにいて、直線半ばで外に出しての差し切り。このレースで逃げたメイショウナガマサは5着に粘っていた。

 メイン11R・中京スポニチ賞は最終4角で先頭に押し上げたルドルフィーナが2着。道中は中団から最終4角4番手のサトノプライムが1着。3〜4コーナーがきつい中京では外を進出しての差し切りは距離損も響いて簡単には決まらない。「先行有利」が定石。東海Sも好位組が優勢。少なくとも最終4角で中団より前に位置しないと厳しい。前に行ける馬も多く、展開が読みにくい今年の東海Sだが、それでも積極的に前に行った馬がVの近道か。

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