クイーンCから始動するマウレア(撮影:佐々木祥恵)
阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)で3着の
マウレア(牝3・美浦・手塚貴久)が、クイーンC(GIII・東京芝・1600m)から始動する。今週は戸崎圭太騎手が手綱を取り、ウッドチップコースで1週前追い切りを行った。追い切り後の手塚調教師と戸崎騎手のコメント。
■手塚調教師
「今週(1/31)はさほどやるつもりはなかったのですが、併せた相手(
バトルマイスター・牡3歳・3歳500万下)が走る馬でしたし、この馬も良い動きを見せていました。体はさほど増えていないでしょうから、来週はあまり速い時計はいらないと思います。前走後は放牧に出し、早めにこちらに戻してゆっくりと調整できた分、仕上がりも良いですね。
これまで(新馬、赤松賞)東京コースでは負けていないですし、良い結果を出さないと次に使いたいレースに出走させられないということもあるので、競馬までしっかりと仕上げていきます」
■戸崎騎手
「今週は終いを少し伸ばそうという追い切りでしたが、反応が良かったです。前走時はモタモタすると言いますか躊躇するような面を見せていて、前進気勢が足りない感じでした。返し馬でも
バックしたり止まったりもしていましたし、今思えば、当時は1番気持ちが抜けていた感じもします。スタートしてからも押して押してついていった感じですし、距離はもう少しあった方が良さそうです。そんな状態で、あれだけ走るのですからね。今回はレース間隔をあけたのが良い方に出そうですし、楽しみです」
(取材・文:佐々木祥恵)