25日、阪神競馬場で行われた阪急杯(4歳上・GIII・芝1400m)は、先手を取った武豊騎手騎乗の7番人気ダイアナヘイロー(牝5、栗東・福島信晴厩舎)が、そのまま直線に入ってゴールまで粘り切り、外から猛然と追い上げてきた1番人気モズアスコット(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分20秒1(良)。
さらにハナ差の3着に2番人気レッドファルクス(牡7、美浦・尾関知人厩舎)が入った。なお、3番人気カラクレナイ(牝4、栗東・松下武士厩舎)は15着に終わった。
勝ったダイアナヘイローは、父キングヘイロー、母ヤマカツセイレーン、その父グラスワンダーという血統。前走・シルクロードSの惨敗(16着)から巻き返し、2つ目の重賞タイトルを獲得した。同馬はこの勝利で、3月25日に中京競馬場で行われる高松宮記念の優先出走権を獲得。また、2月末で定年引退となる福島信晴調教師は、現役最後の週に重賞勝利を飾った。
【勝ち馬プロフィール】
◆ダイアナヘイロー(牝5)
騎手:武豊
厩舎:栗東・福島信晴
父:キングヘイロー
母:ヤマカツセイレーン
母父:グラスワンダー
馬主:駒秀
生産者:大西ファーム
通算成績:19戦7勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2017年北九州記念(GIII)